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3・11 14時46分ころ発生
国内最大級の震度M8.8を観測。 その後、数度の余震が発生し同時に津波も発生。 宮城県付近では10m以上の津波が発生し、太平洋岸の各県を3~7mの津波が襲う。 内陸の数キロまで達し、海岸線の都市はほぼ壊滅した。 発生時刻。私は後輩と研究室内で談笑中。いつもより揺れが大きいかなと話をしていたところ 突然強い横揺れがきたので、慌てて実験用机の下へ隠れる。直後、最大級の揺れがおこり 本棚の上から過去の卒論を入れていた段ボールが落下、コーヒーメーカーやIH調理器が次々と落下し 室内が一瞬停電した。NZ地震の後だけに生命の危機を感じる。 一目散に逃げた学生の話では、外から見ていたら研究棟が左右に激しく揺れていたとのこと。 揺れが収まったところで、避難を開始する。一応自分の席も確認しに行くが図鑑類が本棚から落下し 見るも無残な姿に。見鏡していた記載中の正本は顕微鏡のステージから姿を消していた。PCにも図鑑が当たったらしく エラー表示が出ていた。落下した図鑑も飲みかけていたコーヒーの餌食に。 部屋を出ると7階の研究室の先生が居た。揺れの中を這って逃げてきたらしく、収まったのが3階付近だったとか。 避難指示はないがあらゆる扉が閉まってるためとりあえず普段使わない中央階段をみんなで下る。 外に出た後も大きな余震があり建物の揺れている様子を見ることができたが本震のときはそんなものではなかったらしい。 とりあえず、体育館へ逃げるよう支持されたので向かう。待機中も数度の余震がある。18時ころに貴重品を取りに行く許可が出たので 研究室へ戻る。自分の周辺が一番ひどい状況であった。記載中の標本は運良く破損無しの状態で床に落ちていた。PCも何とか無事。しかし、 インローに入れていた標本は逆さまになって落ちていたので駄目かもしれない。恐くて中身を確認できなかった。 必要なものを整理し少し片付けた後、退室する。月曜日まで学生は立ち入り制限になる。3階の壁にも指を入れることができるヒビが入っており 壁の漆喰にひびが入りパネルの場所がわかる様になっていた。 大きい揺れが着たらすぐに外へ逃げたほうが吉かもしれない。 夕食を取りに後輩3人と近くの居酒屋へ向かう。道路は車で大渋滞していた。居酒屋さんは営業中で中に入って地震の話をすると なんと店の小鉢類は落下しなかったらしい。割れ物はなかったとのこと。地元駅は電車が使えないため封鎖されたとの情報が入る。 食事中も緊急地震速報が鳴るが揺れはこなかった。その代わりに鳴らない時は結構ゆれていた。 22時過ぎに解散し帰宅する。アパートの部屋も何事もなかったかの状態であった。大学の建物はどうやらだめな部類の建築物に入るようだ。 家に電話を入れ寝る。
by cheirotonus
| 2011-03-11 23:52
| 大学
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